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よくある質問


Q.96 質問内容

北米から木材を輸入する場合どのような手続きや書面が合法証明となるのか。

A.96 回答

北米からの輸入の主体をなす針葉樹材の輸入の場合、太平洋岸の大手林産企業による輸出が多く、SFIやCASなど北米独自の第三者による森林管理認証やFSC認証を受けた森林由来の製品がかなりの量になると考えられます。この場合、FSC、SFI、CASなどの森林認証機関やこれらと契約したCoC認証機関であるPEFCが認定するCoC取得企業によって証明できる場合が多いと考えられます。FSC、SFI、CAS、PEFCのCoC取得企業が船積みごとにそれぞれの認定材であることを明記すればその書類が合法性証明文書となります。
また、認証機関の手続きに従って製品に認定木材であることを示すマークなどが貼付されている場合(丸太にラベルが貼付されている場合がある)書類がなくてもその物件の合法証明となります。
なお、認証木材の証明については、認証木材とその他の木材が分別管理されていない場合があるので注意が必要です。
なお、広葉樹材はカナダのケベック木材製品輸出振興会及びアメリカ広葉樹輸出協会の業界団体認定による証明が発行されています。
認定を受けた会員が船積みの都度、認定番号を付して合法性を証明する旨記載した書類が合法性証明書類となります。